グランクレマチスの図柄について

フランスの画家クロード・モネが愛した花、クレマチスを大胆にデザインしたソルティス自慢のデザインです。

印象派の巨匠として数々の名作を残したモネですが、パリ郊外ノルマンディー地方のジヴェルニーという村にある自宅の庭にも多くの種類のクレマチスを植えていました。1887年に製作された「白いクレマチス」という作品は、空に向かって伸びるクレマチスの特性に合わせて縦長のキャンバスに描かれておりますが、こちらの図柄もモネの絵画さながらに、縦長に生き生きと織られています。

クレマチスの花言葉は「心の美しさ」ですが、もう一つ「旅人の喜び」があります。これは昔、聖母マリアが生まれたばかりのキリストを抱いてエジプトへと逃れた時にクレマチスの茂みで休息をとり、その疲れた心身を癒した事から、のちに旅人を迎える宿屋の軒先にクレマチスが置かれたことが由来となっています。このことからもわかるように、クレマチスの持つ派手すぎない自然な風情は、古くからヨーロッパで愛され続けているのです。

ヨーロッパでは、ガーデニングの風景を作るのにバラは王様、クレマチスは女王とも呼ばれ、古くから愛されています。一見弱々しい草のように見えますが、花の時期にはその細いつるに比べると意外なほど、大きく色鮮やかな花を咲かせます。大小様々に絡み合うチュールをクレマチスの特徴である茎や葉に見立て、大輪の花を見事に浮き上がらせています。ソルティス社ではチュールと図柄をバイカラー(二色使い)にする手法を得意としておりますが、グランクレマチスは大輪の花をより印象付けるために黒色の糸で全ての図柄を縁取るデザインになっています。大輪の花と細く軽やかに絡み合う茎と葉の様子を、まさにモネの絵画のごとく繊細に華やかに表現しています。

グレージュノア

上品なホワイトに対照的な黒で図柄を使い、引き締まる印象にしています。甘すぎずに自立した女性にぴったりなお色味。大人の女性に楽しんで頂きたいお色。大変肌なじみが良いお色味なのでお顔回りをぱっと明るくしてくれます。また、シックなカラーとも相性が良く、どんなファッションにも合わせやすいです。

ブルーノア

どんな色にも合わせやすい明るめのブルー色をご用意。1色ではなくブラックが少し入ることにより洗練された品のあるお色味に仕上がっています。

ベージュノア

流行のベージュにコーラル色の色合いは、ソルティス社だからこそご提案できる美しいお色です。